鶏は1日に何個、たまごを生むのですか?

鶏は、元々の遺伝的形質を利用しながら人間との暮らしの中で卵用、肉用、愛玩用などに改良されてきました。一般的に白色レグホンと呼ばれる鶏に代表される卵用種、ブロイラーと呼ばれる鶏や軍鶏などの肉用種、名古屋コーチンなどの卵肉兼用種等、改良の歴史背景とさまざまな特徴を持った鶏種がいます。それぞれに1羽が1年間に産む卵の総量は異なります。卵用に改良された鶏はその他の鶏種に比べ、多くの卵を産みます。

飼養している環境や飼料、日々の管理等によっても差が出ます。当農場での後藤もみじは、最も産卵している時期で90%超。東京烏骨鶏は概ねその3分の2前後です。

産卵鶏は改良されて沢山たまごを産むというイメージからでしょうか?
「1日に何個たまごを生むの?」と言うご質問をよくいただきます。1羽は1日に1個以上のたまごを生みません。個人的には鶏は動物なのだからと思います。個体差はありますが、一定期間産卵を続けた後に、概ね定期的に休産日があります。生まれた時期等により傾向は異なりますが、産卵開始後、暫くして産卵率はピークを迎え、その後次第に低下していきます。約10か月も経つと半分程度に落ち込み、羽根が抜け替わって翌年の産卵に備えます。

鶏にとっても産卵を続けることは大仕事だと思います。よい卵という結果を出してもらうため、工夫を重ね、環境を整えていくことをめざしています。